昨年の11月、いわき市から長井に家族で避難している友人に頼まれ、いわき放射能市民測定室の代表として、いわき市を取り巻く諸状況を話してきました。パワーポイントを使い、食品の測定はもちろん、全身の内部被ばく検査や甲状腺検診のいわき市の実際のところを詳しく報告し、さらに長井市に住んでいても気を付けなければならないことをお話ししてきました。特に食品による内部被ばくを避けるために、産地に気を付けることはもちろんだが、汚染されているのは福島だけではないこと、産地偽装や、スーパーで売っているものの中にも線量の高いものがあることなどを話し、キノコや熊肉などは山形産のものでもできれば放射能測定した方がいいのではなどとお話ししてきました。
約50人もの方にお集まりいただき、講演後は突っ込んだ質問が相次ぎました。山形県に住んでいても、特に小さなお子さんをお持ちのお母さんたちの心配は変わらないなと感じ、その真剣さにたじたじの2時間半でした。